マナとデッキから踏み倒し！赤緑グランセクト！
デッキリスト
ルツパーフェ・パンツァー、ヴァムウィングダム、マツぽっくんの３種類を軸にした、赤緑のビートダウンデッキ。Twitterなどで一時期話題になった「選択ルツパーフェ」と呼ばれるデッキタイプである。平均キルターンは４～６ターンほどで、分類はファンデッキ。リストはこちら。
運命の選択やR.C.４、轟壊！切札MAXで特殊な召喚条件を持つグランセクトを踏み倒すのが狙い。高パワーのクリーチャーで除去を飛ばしつつ一気に攻めていく。
クリーチャーがマナや手札になくとも運命の選択によってリクルートが可能で、多色のカードを見せれば出したそのクリーチャーにSAも付与できるため、奇襲性はかなり高い。
選択でのSA付与のために赤緑の多色を16枚採用しているが、踏み倒すグランセクトはマナに埋めても問題ないので、色事故の発生率はそこまで高くない。
手札補充を行う手段がなく、長期戦になるとリソースが尽きてしまうものの出力は高い。相手がのろのろと下準備をしている間に、高パワーのクリーチャーを踏み倒してそのまま殴りきってしまおう。
グリーンレッド・ホールからしかサイキッククリーチャーを出すことがないため、採用しているのはコスト５以下のクリーチャーのみである。
グリーンレッド・ホールは火のクリーチャーを出せばアンタップキル、自然のクリーチャーを出せばマナ回収ができるため、そのどちらかの文明を持ったクリーチャーを中心に採用している。
基本的な動き
マナカーブは1→2→4。フェアリー・ライフやエール・ライフでマナを伸ばし、運命の選択やR.C.4の発動へ繋げていく。ルツパーフェでTブレイクを決めた後は、２枚目の運命の選択やグリーンレッド・ホール、ウィングダムなどで駄目押しをかける。
トリガーや除去を度外視すれば最速で４キルが可能。攻撃を耐えられてしまった場合は、素引きした運命の選択をすぐ打てるよう、多色カードはマナに置かずに持っておくことをおすすめする。
マナの溜まっていない３、４ターン目では相手側もできることが限られている。３ターン目に13000のTブレイカーが飛んできてキツくないデッキはそう多くない。
もしブロッカーを立てられた場合はソニックダンスやエール・ライフで除去し、出したグランセクトが除去されてしまった場合は轟壊！切札MAXやグリーンレッド・ホールなどで追撃をしていこう。
手札に運命の選択がなくとも、轟壊！切札MAXや蒼龍の大地、R.C.4などでマナからの踏み倒しが可能。うち２枚はトリガーなので相手の攻撃からのカウンターも可能。
特に、蒼龍の大地からルツパーフェを踏み倒すと、マナ送り＋バトルで二面除去ができるのが強力。デッキに入っているクリーチャーのコストが全体的に低いため、４マナあれば全てのクリーチャーを踏み倒せるのもポイント。
採用カードについて
オニカマスなどのメタクリーチャー、タイクタイソンズなどの小型クリーチャーを除去するためにマッハファイター持ちのクリーチャーを２種採用。
ケントナークは多色でキリフダッシュ持ち、攻撃時に自分か相手の盾を割れるのが特徴。自分の盾を割れば手札補充、相手の盾を割れば実質的なWブレイカーになる点がかなり優秀。マッハファイターで除去した後も打点として運用できる。
メチャ映えドームは運命の選択からも出せるうえ、３＋１マナ払えばパワー7000まで除去できるようになるのが特徴。３コストと軽く、初動がなくとも３ターン目に出せるため使いやすい。ウィングダム→メチャ映え→運命の選択と動けば、相手のメタクリーチャーを除去しつつ４キルルートも取れる。
どちらも強力だが、今回は多色の枚数を考え２枚ずつ採用している。この枠は使用率の高いメタクリーチャーに合わせて枚数を調整しよう。
マツぽっくんは召喚が不可能な4コスト13000のTブレイカー。場に出ると１ブーストでき、自然の２コスト以下をアンタッチャブル化できる。今回は５枚目以降のルツパーフェ枠として採用している。
運命の選択からは出せないため、切札MAX、蒼龍の大地、R.C.4のどれかから出すことになる。スマッシュバーストで除去を飛ばせるウィングダムに耐性をつけられるのが地味に強い。
